カレー粉

カレー粉

カレー粉は、ミックススパイスの一種。インド発祥ではなく、18世紀後半のイギリスで発明され、同じころクロス・アンド・ブラックウェル(C&B)社によってはじめて商品化されたと考えられている[1]

現在は複数のメーカーから各種のカレー粉が発売されているが、基本的にはC&B社のカレー粉に倣ったもので、味はおもにクミン、コリアンダー、辛味はおもに唐辛子、胡椒、ニンニク、ショウガ、色はおもにターメリック、サフラン、パプリカ、香りはおもにクローブ、シナモン、カルダモン、ナツメグ、オールスパイス、キャラウェイ、フェンネルなどによるものである。これらのスパイスを混合して数週間ほど熟成すると、カレー粉独特の風味が生れる。

カレー粉の原型はインドのミックススパイス、マサラであるといわれている。しかしマサラはインドにおいて、日本の醤油や味噌のようにあらゆる料理において調味料として使われるものであり、「カレー料理」のために存在する訳ではない。

現在はインドのスーパーマーケットにも「カレー粉」が並んでいるが、インスタント食品のような感覚で使われ、けっして主流にはなっていない。